外遊びの効用

「家の中で遊ぶのが好きなのよ、この子は。」

風の子
この間、おいらが遊ぼうって誘った男の子のお母さんが言った。
このごろ、外で遊ぶ子が減ってるんだ。なんでだろう。

家の中でやるゲームや、テレビが面白いっていうこともあるだろうし、空き地や、遊び場も確かに減ってるからなあ。そう言えば、今のこども達のお父さんやお母さんが、こども時代に外遊びをした時間は2時間ぐらいだったんだ。でも、今のこども達の遊び時間は、その半分の1時間しかないんだよ。1時間じゃあ、本当に遊べたって気がしないんじゃあないかなあ。

家の外には、虫や植物や砂、水など自然がいっぱい。テレビの映像じゃないよ、本物だ。その本物にさわることで、人間の感覚ってどんどん鍛えられるんだよ。葉っぱの裏のサワサワの産毛の柔らかさとか、木の幹がゴウゴウ音を立てて水を吸い上げてるとか、生きてる自然を見て、さわって、聞いて確かめるんだ。そうすると、もっともっと新しいことを知りたくなるんだよ。

外遊びをすると、仲間を作ることもできる。遊び方を一緒に探して、遊びのルールを決めて、仲良くなる方法を自分たちで探すんだよ。けんかをすれば、それがどんなに嫌なことかが自然にわかる。そうやって、友達づきあいを勉強するんだぜ。

外遊びが得意な子ほど、頭の中の前頭葉が刺激されてるんだって。前頭葉って、感情や意思などを作り出しているところで、外遊びが前頭葉を刺激して、こどもの脳は発達するんだ。脳が発達してこないと、何事にも集中できないこどもになっちゃうんだってさ。

ねぇ、だから、もっと外遊びをしようよ。

カテゴリー: こどもの健康, 風の子の独り言 — 風の子 11:07 AM